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コロンブスの卵って感じ? [流動ろ材]

秋の陽気が続いていましたが、2日ほど夏に逆戻り
とはいえ、朝晩は冷え込むので難しい時期です。

さて、ようやく、連休から取り掛かっていた改造がひと段落
今まで試行錯誤しながら使っていた濾過槽はこんな感じです。

IMGP0150.JPG


性能的には申し分なかったんですが、出口が詰まったりして
水が溢れ、ろ材が流出する事故が年に何度かありました。

流動ろ材は一度こぼして散らばってしまうと、回収が異常に困難。
特に芝などが生えているともう無理です。1日中機嫌が悪くなります。

そのイライラを極力解消して、さらに手軽に流動ろ材を使えないかと
考えること数年。ふと思いついたのがこの形。

IMGP0147.JPG


IMGP0148.JPG


散らばるのが嫌なら、完全に閉じ込めればいいじゃないかと。
流動ろ材が出回り始めたころにペットボトルを使ってやっていたことを
さらに突き詰めてみたら、この形になりました。ボール型濾過槽です。
(以降ボール)。簡単なつくりですけど色々と試行錯誤してます。

このボール1個で500リットルぐらいの水がろ過できるようですが、
まあ、亀や金魚は水を汚すので半分ぐらいの能力と考えています。

IMGP0149.JPG


これをそのまま容器にドボン。セットで、1本はエアストーンを入れて
容器全体の水を攪拌するようにします。するとあら不思議、濾過槽が
なくなって、魚のいる容器だけでろ過が回るようになりました。

このボール、屋外の使用ではめちゃくちゃ便利です。エアーがあれば
どこでも濾過槽が出来るわけです。サイズを小さくすれば当歳飼育の
浅いフネであっても十分に使えます。

実際、今年はこれの小さいものを当歳のフネに放り込んでおきました。
結果として、この酷暑であっても魚を大きく殺すことなく今まで来ています。
水換え時に昨年までのような匂いがすることもグッと減りました。

とはいえ、デメリットもあります。まずはエアー量が格段に増えること。
このボールを使う場合には、セットで必ずもう1本エアが必要です。
そうしないと底水が回らず、いい感じになりません。
また、夏場にボールだけでは酸欠を起こしやすいです。
なので、ボールを使うならブロアの使用が必要になります。

次にメンテナンスに癖があること。ボールの表面が詰まると、
水面にボールが半分以上顔を出すようになります。
そうなると、内部の流動ろ材が上手く攪拌せず、能力がでません。
そうならないためには、定期的に表面をたわし等でこすります。
数が多くなれば、このひと手間が面倒に感じるかもしれません。

最後に、凍結させるとろ材がボロボロになるので、冬場は
凍らないようにして保管しておく必要があります。

この辺のデメリットを屁とも思わず、見た目にも拘らない人なら
この使い方は非常にオススメです。

・・・とはいっても流動ろ材が手に入りにくいんだよなぁ・・・。



流動ろ材について [流動ろ材]

最近、流動ろ材の問い合わせが立て続けにあったり
濾過槽製作後の感想が聞きたいとの話もあったので
簡単にまとめてみます。

流動ろ材を使いだしてすでに5年ほど経ちます。

IMGP1897.JPG


最初は少量での導入でしたが、徐々に使用量が多くなり
今では18㎏程度の流動ろ材を使用しています。
上のような濾過槽が現在は4つ稼動しています。

ここまで増えたのはやはりその性能に惚れ込んだからです。

現在は金魚とイシガメの濾過槽に使っていますが、
夏場であっても、性能不足に感じることはありません。

自分の周囲にもお試しとして配ってみたところ、
金魚、熱帯魚、エビ等においても良い結果が得られたようで
「手持ちを全部譲ってくれ」と複数人から言われてしまい
結局、手持ちの予備まで出す破目になってしまいました。

色物アイテムのように感じている方もいるとは思いますが、
少なくとも自分の周囲の濾過にうるさい面々には
流動ろ材の性能は驚きとともに歓迎されたようです。

もちろん、問題がないわけでもありません。

まず、致命的なのはその入手ルートの少なさ。
大量に使用したくても、ネット上で売っているのは
チャームの100gの小分けのみだと思います。

以前、私は製造元に確認をして購入の意思を伝えましたが、
下水処理用であることや、目的外の使用者には売れないこと、
魚に使用するには特殊処理が必要だとの話をされ断られました。
 
ただ、その際、魚用に処理をかけている方を紹介していただき、
そちらとの交渉でようやく入手することが出来ました。

とはいえ、そちらでも個人への販売は初めてとのことで
処理の問題上、最小でも25㎏でしか販売できないことや
値段的にも安いものではないことを了承のうえ購入しました。

普通、たかがろ材にここまでする人間は少ないと思います。
大体、数か月に1回程度の頻度で、購入希望のメールが来ますが
上記のことを伝えると、皆さん尻込みしてしまいます。
「それでも買う」と言ってくれた方は1名だけです。

次に面倒なのは一般的な濾過槽では使いにくい点と
取扱いに慣れが必要な点です。

これは自作が好きな人や、少量利用の方であれば問題ないですが
それなりの量を使う場合には結構なネックとなります。

取扱いについては、直径4mmのスーパーボールを想像してください。
下手に落とせば跳ねながら四方に飛び散ってしまいますので
こぼしたりしたら、回収は本当に面倒です。

それと、流動ろ材は凍結に弱いです。冬場に水の外に出た状態で
凍らせてしまうと、解凍してもボロボロになってしまいます。
屋外使用の際にはこの点には十分に注意する必要があります。
(濾過槽内で十分に曝気されていれば、関東では凍りません)

ちなみに、問い合わせで多いのは、濾過槽に対する使用量です。
これは、流動ろ材を入れる部分の容積で決まります。
販売元の話では容積部分の10~15%の量が適量となっています。

10リットルの容積があれば、流動ろ材の量は1~1.5リットルです。
比重はほぼ1なので、グラム換算すれは1~1.5㎏です。

ですので、1リットルのペットボトルを濾過槽に使うのであれば
濾材の量は100~150gで済みます。このくらいの量であれば、
チャームでの販売量で十分に賄えますので、お試しには最適です。

個人的な感じでは、1リットルのペットボトルサイズであれば
普通に魚を飼っている分には水量100リットルまでは処理範囲です。
当然、有機物の処理によってpHが下がりますので、水替えは必要です。

最後に、流動濾材を使ったイシガメ池に入れてある金魚です。

IMGP1896.JPG


有機物が十分に処理されているようでイシガメの糞などの栄養も
豊富なんでしょう。当然、いくら栄養があっても水が悪くては
冬眠明けでこのようにはなりません。水は年中茶色ですが、
状態が悪くないことはこの魚を見ればわかります。
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